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今月の漢方(処方-2) 当帰芍薬散

今月の漢方

当帰芍薬散とうきしゃくやくさんは女性の三大漢方薬の一つで、月経異常や不妊症、更年期障害、腰痛、慢性頭痛等によく用いられます。「血」の不足を補い、栄養を与えて巡りを良くして体を温める漢方処方で、冷え、貧血、むくみ、肩こり等がある人に効果があります。

構成生薬

当帰芍薬散の構成生薬は、当帰芍薬、茯苓、沢瀉、川芎、白朮の6種類から作られています。当帰と川芎は補血、滋養強壮作用により血行を良くして体を温めます。当帰、芍薬、川芎は子宮筋の収縮と、内分泌機能を調整して月経を整えます。芍薬は鎮痙、鎮痛に働き、白朮、茯苓、沢瀉は体内の余分な水分を排泄させます。

構成生薬効  能性  味薬  対
  当   帰補血、行血
調経、潤腸
甘・辛、温芍  薬  川  芎
  芍   薬補血
止痛
酸・苦、微寒川  芎
  茯   苓利水滲湿(利尿)
健脾和中 寧心安心
甘、平白  朮
  沢   瀉利水
清熱燥湿
甘・淡、寒茯  苓
  川   芎活血行気
袪風止痛
辛、温当  帰  芍  薬
  白   朮健脾、補気
燥湿利水
甘・微苦、温茯  苓

効能・効果(薬局製剤 121方の使い方)

比較的体力乏しく、冷えまたは貧血の傾向があるもので、排尿回数多くて尿量少ないもの。あるいは冷えて下腹部に圧痛のあるもの。冷え症、頭重、めまい月経不順、婦人更年期障害