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心の病

心の病は、近年急激に増加して社会的にクローズアップされています。過度な労働、職場や家庭の人間関係、介護や育児の悩みなど様々ですが、その多くは過度のストレスによるものです。

漢方的には、五行説の肝(ストレス)が心(心=脳または精神)に影響を与えたと考えます。肝と心は「母子関係」にあって、母である肝が力を持ちすぎて、子である心を傷付けたと説明します。

心は五行の自然現象では「火」に当たります。火は熱であり、エネルギーの源なので、過多だと炎上してイライラやドキドキが激しくなり、夜になっても落ち着かずに不眠になったりヒステリーを起こしたりします。

逆に不足すると落ち込みが激しくなり、やる気が起きない、外出できないなどの鬱症状が現れます。落ち込みとイライラを繰り返す躁鬱症状になる場合もあります。
心の症状として、めまいや頭痛、耳鳴りなど、脳に近い部分の感覚器官に色々な症状が合わせて出現するのも特徴です。

うつ病

季節的には「肝」の季節である「春」に症状が現れる事が多く、所謂「木の芽時」や「五月病」などと言われる時期に発症する場合があります。

辛い不眠、不快なめまいや耳鳴りなどに悩まずに、是非ご相談下さい。悩みの根本原因と心の持ち方も一緒に考えましょう。

代表的な漢方薬
抑肝散加陳皮半夏、柴胡加竜骨牡蛎湯、加味逍遥散、柴胡疏肝散