漢方薬とは
2019.04.19
漢方薬とは、生薬(自然の木、草、花、根など)を、数種~数十種類組み合わせたものです。
生薬は5000種類以上もあって、
常用するのは300種類ほどです。
身体を温めるものや冷やすもの、栄養を補うものや排出するものなど、様々な作用の生薬を用途に応じて組み合わせます。
例えば、女性に良く使用する「加味逍遙散(カミショウヨウサン)」という漢方薬は、血を補い巡らせる「当帰(トウキ)」、女性ホルモンを補い痛みを止める「芍薬(シャクヤク)」など10種類の生薬で構成されています。
「加味逍遙散」の剤型(形態のこと)ですが、当店では4種類扱っており、ご本人の症状や希望に応じて服用していただきます。
漢方の種類
煎じ薬
ご自身で、土瓶やヤカンなどで煎じて服用します。手間はかかりますが、漢方古来の方法で煎じ薬の効果を実感できます。
レトルトパック
完全密閉のレトルトパックです。お客様の依頼を受け、店内でスタッフが、専用の機械で煎じています。手軽さと煎じ薬の効果も実感できます。
顆粒
煎じ薬をフリーズドライしたもので、お湯に溶かすなどして服用します。携帯に便利です。
錠剤
煎じ薬や粉砕薬を錠剤に固めたものです。煎じ薬や顆粒剤が服用できない場合、常備薬としたい場合、服用量を調節したい場合に活用します。