HOME
MENU
アクセス

2023年7月・8月・9月のデュ・アン太極拳クラブ

スタッフブログ

デュ・アン太極拳クラブの皆様

ウェブページをご覧の皆様


2023年7月、8月、9月の練習について、ご連絡申し上げます。

 水曜日の練習は7月は12、19、26日の3回、8月は2、9、16、23、30日の5回、9月は6、13、20、27日の4回を予定しております。会場はいずれの日も赤羽文化センターを使用します(時間は9:30-11:15)。なお、東京は連日、熱中症警戒アラートが発令されておりますので、練習を通常より早く終了したり、練習時間を短くさせていただく場合があります。どうぞご了承ください。

 新型コロナ感染予防につきまして、日常生活でのマナーは緩和される方向になってきていますが、施設内では引き続き必要な事項を守りながら注意して参りましょう。現時点では、教室でのマスク着用は各自の自由判断となっております。お互いに適度な距離をとれるようにし、換気扇を回すなど、換気に注意して練習を行いたいと思います。引き続き、施設利用に関して以下のようなルールがありますので遵守の上ご参加くださるようお願い致します。また、変更があるときは教室にてお伝え致します。

①ご自宅で検温の上お越しください(37.5℃以上の発熱、体調がすぐれない場合は参加をご遠慮ください)
②室外および共用部にて、マスクを外しての大きな声での会話を控えること
③こまめな手洗い、アルコール等による手指の消毒等々詳細はまた教室にて確認していきます。

 床に座っての柔軟体操が心配なかたはバスタオル等の敷物をお持ちください。施設利用に関して変更等が生じた場合は次回メールでも皆様にご連絡致します。
そのほか、何か気がかりな点がありましたらお気軽にお尋ねください。

 

 *** 国際宇宙ステーションの水 *** 

 6月2日は全国各地で線状降水帯が発生し、大雨による被害にあわれた地域がたくさんありました。7月に入り、九州地方での線状降水帯により再び被害が発生し、7月11日現在、被害の全容を把握することさえ困難な状況と伝えられています。猛暑の中で被災地での復旧作業が続きます。

 線状降水帯の発生は「顕著な大雨に関する気象情報」として発表されますが、発表からごくわずかな時間で浸水、氾濫等が起きることがたびたび報道されており、避難のあり方を再考させられます。

こうした気象情報は宇宙からの観測データが用いられています。

地球は「水の惑星」と呼ばれますが、人類が探索した限りにおいて、宇宙では未だ水そのものは発見されていません。

国際宇宙ステーション内では2009年からステーション内での水の循環利用のための水再生システムの使用開始となりましたが、それでも、地上から補給船で運んでいた水の35パーセントをまかなうにとどまっているそうです。その事実を知って驚き、私たち生き物がいかに自然の摂理と地球環境、生態系と深く、分かちがたく結びついているかを改めて考えさせられる日々です・・

 宇宙から地球を眺めるような視野で水、空気、海洋、エネルギーの使い方、私たち人間を含めた生態系のつながりとそのあるべき姿を描くことを迫られている時代に私たちは生きている、と思うのです。正面から取り組むべき問題を「水に流す」ことで済まそうとすれば、結局は巡り巡って問題はより深刻な形であらわれてしまうからです。

ヒロシマ、ナガサキ、フクシマから核兵器と原発に由来する放射能の怖さを、ミナマタから化学物質の生物濃縮と社会の差別の恐ろしさを発信してきた日本の市民。

日本国内の各地で起きる気象災害がいまやネットを通じて、世界の若者たちの間では気候危機の代名詞として取り上げられています。

この夏の過酷な暑さを、太極拳の力を借りて皆さんと一緒に乗り越えていきたいと思います。無理のない範囲で練習して参りましょう。

(^-^)デュ・アン太極拳クラブ講師 青山明子