日本舞踊が好きである❣️
自分と同世代だがそれぞれ57.59才で亡くなってしまった、勘三郎三津五郎コンビの「三社祭」の踊りをビデオにとり、今でもたまに観ている。毎回感動し、ため息をつく。衣装をつけない素踊りなのに、なんでこんなに面白いんだろう😆小さい時から名人を見て育ち、厳しい稽古で勉強を怠らなかった結果だろうか?もちろん血筋は2人ともサラブレッドなのだが🐎
番組内でもVTRを見た直後、彼らを子役の頃から知る司会の俳優さんと、元アナウンサーで歌舞伎評論家さん、そして自分も同時に叫んだ。「もったいないねぇ‼️」上手なのだ。汗だくの気迫溢れるそれは、素踊りなのに面白い。ぐいぐい画面に引き込まれる👍
この踊り、他の役者さんがやったものを歌舞伎座やテレビで観ているが、衣装をつけているにも関わらずつまらない時がある。表情、動き、無言のやりとり、やっぱりこの2人のような表現にはまだ到達していないのだ。連れ舞いは2人の力が拮抗していなければうまくいかない。舞台上ではライバルにならないと、観ているこちらに伝わらない。まるで芸風は違うのに息ピッタリ、間もピッタリ👌気持ち良すぎるこの2人には、もっともっと長生きしてほしかった😭
「まだたりぬ おどりおどりて あの世まで by六代目菊五郎」生きていてくれれば、今年65才になった2人の競演は、円熟味を増し一段と楽しかったはずである。
このまさに「阿吽の呼吸」は、仕事場でも楽しく働くには必要である。物言わずとも目配せだけでスムーズに動ける。そのために情報を共有し切磋琢磨して、みんなで成長して行こう👍