デュ・アン太極拳クラブの皆様
ウェブページをご覧の皆様
2026年1月の練習について、ご連絡申し上げます。
水曜日の練習: 1月は7、14、21、28の4回を予定しております。会場はいずれの日も赤羽文化センターを使用します(時間は9:40-11:30)。
新型コロナ感染予防につきまして、日常生活でのマナーは緩和される方向になってきていますが、施設内では引き続き必要な事項を守りながら注意して参りましょう。
現時点では、教室でのマスク着用は各自の自由判断となっております。お互いに適度な距離をとれるようにし、換気扇を回すなど、換気に注意して練習を行いたいと思います。
引き続き、施設利用に関して以下のようなルールがありますので遵守の上ご参加くださるようお願い致します。また、変更があるときは教室にてお伝え致します。
①ご自宅で検温の上お越しください(37.5℃以上の発熱、体調がすぐれない場合は参加をご遠慮ください)
②室外および共用部にて、マスクを外しての大きな声での会話を控えること③こまめな手洗い、アルコール等による手指の消毒等々詳細はまた教室にて確認していきます。床に座っての柔軟体操が心配なかたはバスタオル等の敷物をお持ちください。施設利用に関して変更等が生じた場合は次回メールでも皆様にご連絡致します。そのほか、何か気がかりな点がありましたらお気軽にお尋ねください。
** コメとクマ2025 **

<ヒトも生態系なしでは生きられない>
立冬まであと少しという晩秋の晴れた朝、都内の広大な鎮守の森の地面にはスダジイ(たぶん)やマテバシイの実がびっしりと敷き詰めたように落ちていました。そしてフカフカの落葉のお布団の中は生き物だらけ!まるでアクリル製かと思うような、驚くほど長い8本の脚を音もなくキラキラさせながら動かして移動する透明なクモさんに朝からお会いできて、朝蜘蛛は縁起が良いと言われますが、確かにその日はラッキーな出来事が次々に起きていました・・
(^^;)
地球上のありとあらゆる生き物が精密な共生関係を築きながら何億年もの時間をかけて生態系を形成してきました。私たち「ヒト」は紛れもなくその一部のはずです。2025年も秋から冬に移り、残すところわずかですが、日本列島はヒトの生活を直撃しているおコメの高騰と、過去最悪のクマによる人身被害で騒然としていて、とても穏やかな年末年始を迎えられる雰囲気とは言えません。
<少子高齢化社会と気候危機を生き抜く施策>
「コメ」と「クマ」、どちらの騒動も、爆速で進行する少子化と超高齢化に対応できる社会システムをつくる、という巨大な宿題を日本政府が過去数十年間にわたり後回しにしてきた、というより「放置」してきた帰結でもあります。そして、ヒトのための社会の仕組みは自然環境を抜きにして考えることはできません。
日本国内におけるコメ高騰については未だ情報が錯綜しています。約50年続いてきた減反という愚策のもと、安価な輸入米や危険な農薬を押し付けてくる外圧にさらされても、また十分な収入が保証されなくても、高度な栽培技術を確立しながら黙々と米づくりを続けてきた日本のお百姓さん達。その陰の努力が日本列島に暮らす私たちの食卓を守ってきてくれました。
不作のときの所得補償を含め、お百姓さんが生き生きと働ける経済環境をつくることが政治の責任として求められています。気候変動による高温、干ばつ、洪水、台風、土砂災害が激甚化していく今、過去とは比較にならないレベルで財政支援が急務であるのは明らかです。
それにも関わらず、現政権はまたもやコメ増産を妨げる方向に舵を切ろうとしています。食料自給率を高めることは国内に暮らすみんなの生活を守ることであり、農地や森林を守ることにつながり、地球温暖化への対策としても有効であると言われているのに、総理大臣や閣僚は今まで何を学んできたのでしょうか?合理性にも倫理にも欠ける政権運営には厳しい目を向けていく必要があります。
<クマ国際会議から見た日本>
お百姓さん達と共に、野生の世界と文明社会の境界で地域社会を守ってきたのは森林、山林を仕事場とする方達です。日本の国土の実に66%が森林に覆われています。森林、山林を生息地とするクマの頭数が多いのは不思議ではありませんが、クマのエキスパートが集まる米国モンタナの国際会議では、北海道地域の面積に対するヒグマの頭数は「天文学的な数字」と指摘されているようです。
<地元を知る猟師さんたちの見解>
森林、山林の中は大小様々な動植物の食物連鎖が生態系の重要なシステムとして働いていますが、周辺でのヒトの活動と居住は思いのほか大きな影響を与えているようです。ヒトを恐れない「アーバンベア」出現の理由を、野生動物とヒトの境界に立ってつぶさに事の推移を見てきた地域の猟師さんたちは次のように考えています。
(1)ナラなど実のなる木の不作(2)イノシシの増加でクマの好物の栗やドングリをイノシシが食べ尽くしている(3)国有林でスギやヒノキの造林のため、ブナやミズナラといった実のなる樹木が伐採されてしまった(4)これまでは生肉を食べていなかったツキノワグマの食性が変わり、わなにかかったシカを食べるようになった(5)人の生活圏とクマの生活圏があいまいになった(6)中山間地域で空き家が増え、クマはそこを冬眠場所に利用している(7)メガソーラー(大規模太陽光発電施設)の開発が広範囲に進み、里山が崩壊したこと
(一般社団法人「大日本猟友会」会長へのインタビューを産経新聞がまとめている。2025.11.6配信)
猟友会のリーダー達はクマ対策のための自衛隊、警察の出動も疑問視しているようです。
<森林は生物の命づな>
米づくり、里山そして森林、山林とのお付き合いは日本列島におけるヒトの歴史の中心を成してきた事柄です。そして森林保全は人類全体のきわめて重要な課題です。森林が適切に管理されなければ地球規模の悲劇をもたらす、と強く自覚しているブラジルのルラ大統領率いる現政権は、2025年の国連気候変動会議COP30をまさにその最前線に立たされているアマゾン熱帯雨林の河口都市ベレンで開催しました。
(COP30=国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議)
ベレンでの大雨による会議場敷地内への想定外の雨水の流入、先住民コミュニテイの悲痛な訴えを代弁するデモ隊の会議施設への突入、終盤での謎の火災騒動といった一連の出来事は現実の混乱ぶりをそのまま映し出しているかのようでした。
<ほどんどは未知の世界>
都会の生活経験のみを頼りに生きている者にとって、世界の大半は闇のように暗く、未知の領域です。文明の限界を知る人々に耳を傾け、自分達の小さなアンテナで精一杯、正確な情報に意識的にアクセスしていくしかありません。そして少なくとも日本国内においては「主権在民」が形ばかりのものにならないよう、民主主義が機能不全に陥らないよう、「不断の努力」が今まさに求められています。
<課題が見つかれば前進できる>
太極拳の練習は同じ動作を繰り返し練習していても、「完成する」ということはなく、練習のたびに、いつも新たな課題と発見があります。誰の目から見ても熟練した武術家でさえも「課題が見つからないときは自分の技術が後退しているとき」と指摘します。課題をクリアにして目をそむけないこと、「知ること」そのものが一歩前進につながる、と私は考えます。 (^-^)
デュ・アン太極拳クラブ 青山



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