中村屋一門による、赤坂ACTシアターの大歌舞伎は、改修工事前の大盛況だ❣️
赤坂と言えば赤坂芸者が有名であり、昔から芝居小屋も存在した芸の街である。
今では高層ビルに建て替えられ面影もないが、役者達の熱気はいつものように素晴らしい👍
田舎から身売りされ出てきた娘、努力の甲斐あって花街で一番の花魁になった。ある日酔いを覚ましに窓辺に行って落とした手拭いを拾ってくれた、同じ苦労人である貧乏だが優しく、クソがつくほど真面目で実直な武士に恋をする物語は、実話を落語にしたもの。吉原をブラブラしたタモリが、面白い話だと鶴瓶に伝えて落語になり、それを見た勘九郎がぜひ芝居にしたいと乞い実現したという。こんなビッグネームを聞けば、面白さが想像できるだろう。
普通なら手の届きそうもない美しい花魁が、藩のために命を懸ける「武士の一分」に惚れるという夢のような話は、これぞ日本、江戸の粋🇯🇵大都会の真ん中で、気分は江戸に戻っていた👌
