新年度がスタートしましたね。
生活環境や職場環境が変わった方、進学やクラス替えで新たな人間関係を築かれる方、この時期は特に様々な変化があります。
変化に耐え得るからだ作りをするには、睡眠や適度な運動、特に呼吸、食事を意識する必要があります。分かっていても生活習慣を変えることは容易ではなく、漢方の力添えでより健康で丈夫なからだを目指しましょう。生まれながらに備えた自然治癒力を十分に活かし、変化を受け止め、ますます健康で新年度も快適に過ごせますように。
今月はこの時期訴えの多い「慢性頭痛」によく使う漢方薬をご紹介します。
頭痛に限らず、様々な症状は辛いですし、早く抑え込みたいと考えてしまうのは致し方ありません。
ただ、早く抑えたい気持ちはわかりますが、市販の鎮痛薬を頻繁に使うことは、変化に耐え得るからだ作りとは真逆の方向となりますから避けましょう。
慢性頭痛によく使う漢方薬は2024年5月の記事もご確認ください。
釣藤散
釣藤鈎には末梢血管拡張作用があり、鎮静鎮痙作用もある。
菊花は頭部の充血、うっ血を除くとされ、花びらを乾燥して枕に入れた「菊枕」は安眠を約束し、目をよく見えるようにすると言われてきた。
特に日頃過労や緊張によるストレスの強い働き盛りの方で、起床時あるいは午前中に調子が悪く、頭痛がしたり頭が重いといった方におすすめの処方。
体力中等度で、慢性に経過する頭痛、めまい、肩こりなどがあるものの次の諸症:慢性頭痛、神経症、高血圧傾向のあるもの
半夏白朮天麻湯
水毒上逆による頭痛と眩暈に奏効する。
眉間のあたりから前額から頭頂にかけて痛み、少し首を動かしてもめまいがひどく、体が宙に浮いているように感じるような方はこちらの処方を。 なま暖かい南風が吹いてくると頭痛がする人、曇天になると頭痛の起きる人にもおすすめの処方。
体力中等度以下で、胃腸が弱く下肢が冷えるものの次の諸症:頭痛、頭重、立ちくらみ、めまい、蓄膿症(副鼻腔炎)


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