俗に言う「お皿が割れた」の病名である。
太ももの大腿骨、すねの脛骨、それらを繋ぐ大腿四頭筋と膝蓋腱に挟まれたひざのふたのような膝蓋骨(お皿)の3つが組み合わさって、膝の運動ができている。骨と骨の間には柔らかい軟骨があってクッションとなり、衝撃を吸収してくれている。大腿骨と脛骨の間にある「半月板」もその役割をする。こちらもすり減った際には、よく膝の痛みが現れる。加齢や無理な運動、急激な筋力の低下などが原因となる。
膝の前側にある膝蓋骨損傷は、もっぱら転んだりぶつけたりして、割れたりヒビが入ってしまうものを言う。痛みがひどくなければそのままでも問題ないが、膝の曲げ伸ばしが不自由となれば固定し、その後マッサージや電気治療、ストレッチなどのリハビリが必要となる。
自分は、34歳でアキレス腱を断裂しレントゲンを撮った時に、お皿が割れてるね、と医者に言われビックリした。しかも割れたところがギザギザではなくすでに磨耗しており、ずいぶんと昔の古傷だと言う。多分中学生の頃の、バレーボール部でやったのだろう。膝はしょっちゅう打って怪我もして痛かったが、病院になど行かずに毎日練習に励んでいた。スポーツ選手ともなれば筋肉のバランスも変わってしまうので、早めに病院に行った方がよいのだろう😅
☆ 予防としては軽い運動を欠かさずに、筋肉を保つようにしてください。
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