空気が乾燥し、気温が低下するこの時期は風邪をひかれる方が多いです。
インフルエンザやマイコプラズマ肺炎、コロナウイルス感染症、秋口からすでに感染者が増えていると言われています。
何が流行ろうと、とにかく普段から体質を良くし、強化しておくことで、予防することも、重症化を防ぐことも出来ます。
そこで大事なのは、日頃の生活養生(心の持ち方、正しい食事、適度な運動、十分な睡眠)ですが、より積極的に予防するなら体の悪い癖を取る漢方薬もお役に立てます。
補中益気湯
補中とは中を補うこと、益気は気を益すの意味で、消化器系の機能低下を回復させる。陥ち込んでいる元気を引っ張り上げてそれを補う。升麻の升提作用は胃下垂や肛門脱出、子宮下垂にも効果を表す生薬である。
効能効果: 元気がなく、胃腸の働きが衰えて疲れやすいものの次の諸症:虚弱体質、病後の衰弱、食欲不振、ねあせ
葛根湯加川芎辛夷
鼻がつまっていると、当然口呼吸になり、風邪をひきやすくなる。 川芎は精油成分が多く、独特の香気をもっていて、これが血行を良くし、特に頭部のうっ血、充血を取り除き、気をめぐらし痛みを止めるとされている。辛夷は肺を温め鼻孔を通じて風寒を散ずるといわれる。
効能効果: 鼻づまり、蓄膿症、慢性鼻炎



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