その1、ひさしぶりの東京都美術館だ❣️
大正から昭和にかけて活躍した吉田博の展覧会は、水彩画油彩画と真骨頂の木版画である。江戸時代の浮世絵版画を引き継ぐ画家が下絵を描き木を彫り、摺師が色を乗せてする。何度も何度も色を重ねて絵画と間違えそうな作品になる。普通なら10数回擦るところを90回以上も重ねて擦る念の入れようは、一切の妥協を許さない。
登山が趣味で日本一の富士山を描いた作品が目立つ。さらに一番好きだという穂高岳の作品がたくさんあり、息子さんにも穂高と名前をつけてしまっている。偉大な芸術家だが親近感を覚えるところだ😊日本だけでなく、欧米はもちろんインドや中国、韓国、シンガポールなどへも旅をして、その土地から刺激を受けるたびに作風が変化しているのを感じる事ができる。こんなグローバルな作家だけに、戦後は一作のみで終わっているのが残念だ。心境の変化は想像に難くないもののまだまだ作品を見てみたかった。
その2、この一月ほど前には池之端にある中華レストラン、東天紅でランチをした❣️長年の仲間と2人でのひさしぶりのランチは、念のため予約して窓際の良い席に👌不忍池はもちろん、スカイツリーが正面にすごく近くに見え気持ち良い。仲間はかなりの健脚で、ご主人と2人で焼岳と穂高岳を同日に登ってしまうほどである😅自分達など上高地から半分登っただけでヒィヒィなのに、何をすればそうなれるのか、不思議な尊敬する存在だ👍
子供の頃から毎週のように通った上野は、未だに思い出と楽しみがいっぱい詰まった街である😄