東京芸大の美術館に初めて行ってみた❣️
『渡辺省亭』は途中から団体に属さなかったため、展覧会がなく名も知られていなかった。独自の世界観で描き上げられた絵画は洋風を取り入れ、繊細で華美になりすぎず、シンプルすぎず、花鳥画を中心に美人画もあり、その背景はもちろん着物の柄や色も楽しめた。
七宝額の原画も描き、苦労して仕上がった作品は迎賓館に飾られているほどである。今回はその原画も展示して目の前で見られる👍
いいなぁと思ったのは色使い💐バランスの良いコントラストに見え、とても気持ちが良かった😊
繊細さはというと、花粉のついた雌しべが落ちて行く場面があったり、燻す煙の上には原寸大の蚊もいて、ちゃんと主役になっている🦟若冲の豪華な花鳥画を模したような作品が数点あるが、微妙に変えてシンプルでより身近に思えた✌️
あくまでも市井の人達の注文に応じて描いたという骨のある庶民派な画家は、カッコよくやっぱり憧れてしまうのだ🥰