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今月の漢方  2025.3月 花粉症

今月の漢方

一年を通じて鼻炎の相談はありますが、特にこの時期増えるのがスギやヒノキによる花粉症のお悩み相談です。

毎年、花粉は飛散するから症状に悩まされるのは仕方がないとあきらめていませんか?

処方された西洋薬やCMでお馴染み市販の薬を飲んで、症状は楽になるけど口が渇く、毎年西洋薬を飲んでいるからお花見での飲酒は我慢、一時的に症状は抑えられても毎年苦しむということは治ってはいないのか、など色々気になっていませんか?

日頃の生活養生と漢方薬・整体の力添えて、今こそ体質改善しましょう!

花粉症という同じ悩みでも、症状はひとそれぞれ、体質に合った漢方をお選びください。

小青竜湯

桂枝湯から大棗を去ったものに、水毒を去る麻黄、半夏、細辛、五味子を加えたもの。

色白でむくみやすく、鼻がつまり、くしゃみが多く、水ばなが流れるように出るといった特徴の方におすすめの漢方薬。

効能効果:気管支炎、気管支喘息、鼻水、うすい水のような痰を伴う咳、鼻炎

葛根湯加川芎辛夷

葛根湯に、特に頭部の鬱血、充血を取り除き、気を巡らせ痛みを止めるとされる川芎を加え、さらに鼻疾患に特効ありとされている辛夷を加えた処方。 葛根湯の使える、比較的体力のある方に向いている。

効能効果:鼻づまり、蓄膿症、慢性鼻炎

荊芥連翹湯

消炎、発表、解毒作用の薬物の働きがあり、花粉症の特徴でもある目の痒み・充血、肌荒れに奏効する処方。

手足に脂汗をかきやすい体質の方におすすめの漢方薬。

効能効果:蓄膿症、慢性鼻炎、慢性扁桃炎、にきび