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歌舞伎座2月昼の部

オーナーブログ

菅原伝授手習鑑

右大臣である菅丞相(菅原道真がモデル)を左大臣が失脚させようと画策する事件とその周辺の人々の話。

一、賀茂堤
長〜い芝居だが、その発端となる事件の物語。だんだん暗く重い芝居になるため、対比するこの場面は明るく面白い。途中夫婦(勘九郎孝太郎)の色話がクスッとさせる。

ニ、筆法伝授
書の名人菅丞相には色事を起こし勘当した弟子がいて、今は塾をやっているが腕は確か、神道秘文を伝授しようとする話。仁左衛門は先代に姿形もそっくり、台詞の抑揚が心地よい💕 道真を祀る湯島天神は受験生がよく行く。梅の名所でもあるのでぜひ行ってみよう😊

三、道明寺
玉三郎の老け役は素晴らしかった❣️ 夜の部では羽衣で天女なのに、この貫禄はさすがである。ますます芸の幅が広がっている。


仁左衛門玉三郎と言えば、最高の美しいカップルだが、存在感のある重鎮に2人共なっている事が嬉しく、時の流れも感じる。長生きしてずっと共演してください👍