今月の漢方 めまい
4月・5月は、めまいの相談が非常に多くなりますので、今月の漢方として「めまい」についてご紹介します。
めまいのことを漢方では¨眩暈¨(げんうん)と言います。
¨眩¨とは、ものがぐるぐる回る感覚をいい、¨暈¨とは、ぼんやり見える感覚で、この眩と暈の二つが混じったものの事を言います。原因は様々ですが、五臓に分けると肝・脾・腎が関係します。
現代はストレス社会で自律神経に関係する肝系のめまいが出やすく、肝から脾・肝から腎に影響を及ぼします。
肝系のめまい
肝系のめまいはストレスやイライラを受けた時にふらつきを起こしてしまうタイプ。
めまいと肝は深い関係があり、神経の使い過ぎ、目の使い過ぎ、寝不足などによって自律神経系のバランスが崩れその結果めまいが起きます。
改善が期待される漢方・・・加味逍遙散/抑肝散加陳皮半夏
脾系のめまい
脾系のめまいは体内の水分バランスを崩して起きるものです。暴飲暴食や冷たい物の摂りすぎなどで胃の中に水分が停滞すると湿や痰が発生してしまいます。
改善が期待される漢方・・・半夏百朮天麻湯/苓桂朮甘湯
腎系のめまい
腎系のめまいは、内耳や平衡器官に障害が出てめまいを起こすケースです。腎は体内の水分代謝を主るとともに、耳とつながっている臓腑でもあります。腎は加齢により誰もが失調しますが、腎虚体質の人は注意です。
改善が期待される漢方・・・六味丸/八味丸/牛車腎気丸
デュ・アン 漢方の根源療法の特選商品であるkiketsu活精には自律神経のバランスを整える霊芝、肝機能を高める田七人参が含まれています。
kiketsu活精をベースに漢方薬を併用されている方が多くいらっしゃいます。ある程度症状が改善してきたら漢方薬の服用量や回数を減らしていきますが、引き続きKiKetsu活精で予防的に継続されています。
過食ぎみ、偏食の方、野菜不足が気になる方は元祖麦緑素・青汁も好評です。
わたしたち人間に備わっている「生命力≒いのちの力」を信じてみましょう。
本当に素晴らしい力です!!