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薬草のはなし

薬草のはなし

薬草のはなし 桜皮(おうひ)

写真は、八重桜(2020.4.12 撮影)ですが、生薬の桜皮は、ヤマザクラの樹皮を使います。因みに、奈良県吉野山のサクラはほとんどがヤマザクラと同種とのことです。サクラの仲間は、日本では種類が多く日本古来の植物の一つです。国花に指定されて...【続きを読む】
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辛夷(シンイ)

写真は、ハクモクレン(白木蓮)です。 生薬の辛夷(シンイ)は、モクレン科のコブシ、ハクモクレン、タムシバなどの開花前の蕾を乾燥したものです。因みに、コブシの漢字は辛夷と書きます。 中国産の 辛夷(シンイ) は、ハクモク...【続きを読む】
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大棗(たいそう)

写真は棗(ナツメ)の実です。木の実なので、果物に分類されます。庭木として植えてある家も多く見かけられますが、日本ではあまり食べられることが少ないです。 生はリンゴのような触感で甘酸っぱく、ドライフルーツはほんのり甘くて美味しいです。薬膳と...【続きを読む】
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厚朴(こうぼく)

写真は、厚朴(こうぼく)の落葉です。秋に山歩きするとこんな大きな葉っぱが、ところ狭しと落ちています🍂お面のような落葉もあり、とても楽しめます🎭また、朴葉焼き(ほおばやき)は、乾燥したこの葉っぱが使われます。 ...【続きを読む】
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附子(ブシ)

トリカブトをご存知ですか?主に本州北部や北海道に分布しており、8月~10月頃に紫色のきれいな花を咲かせます。 写真は、那須のゴルフ場に自生していました。キャディーさんに“根っこを食べると死んじゃうけど、お薬としても使われますよ”と話したとこ...【続きを読む】
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車前子(しゃぜんし)

草相撲って知ってますか?オオバコの茎を絡めて引っ張りあい、切れなかった方が勝ちという遊びです。オオバコは、日本各地の道端に自生しています。写真は、藻岩山(札幌近郊)の登山道の脇に生えていました。かなり大型のオオバコでした。子供の頃によく遊ん...【続きを読む】
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ジュウヤク

赤羽に新設された東洋大学前の道路脇に咲いていました。生薬名はジュウヤクと言います。一般名は、「どくだみ」であり、日本、中国、ヒマラヤ、ジャワなど東アジア地域に広く分布し、日本では本州、四国、九州の低地に自生します。6月の梅雨の頃に白い花を咲...【続きを読む】
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芍薬(しゃくやく)について

立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花 この言葉をご存知ですか? 今回は、漢方からみた芍薬(しゃくやく)のお話をしたいと思います。 「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」の意味 芍薬も牡丹も共に美しい花で、百合は清楚な花...【続きを読む】