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今月の漢方

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今月の漢方(処方-3) 桂枝茯苓丸

桂枝茯苓(けいしぶくりょう)丸(がん)は瘀(お)血(けつ)と水分の停滞を改善するもので、女性の三大漢方薬(加味逍遥散、当帰芍薬散、桂枝茯苓丸)の一つです。のぼせやすいのに足が冷えたり、下腹部が張る感じがする人に向くもので、月経不順、更年期...【続きを読む】
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今月の漢方(処方-2) 当帰芍薬散

当帰芍薬散とうきしゃくやくさんは女性の三大漢方薬の一つで、月経異常や不妊症、更年期障害、腰痛、慢性頭痛等によく用いられます。「血」の不足を補い、栄養を与えて巡りを良くして体を温める漢方処方で、冷え、貧血、むくみ、肩こり等がある人に効果があ...【続きを読む】
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今月の漢方 加味逍遙散

 加味逍遙散は、女性の三大漢方薬の一つで、生理痛や月経不順、更年期障害等によく用いられます。月経前になるとイライラして、小さな事に腹を立てたりする傾向がある方や、不定愁訴と言われる多様な心身の不調、頭痛、冷え性、不眠、便秘等に効果がありま...【続きを読む】
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今月の漢方 胃腸(脾胃)の病

 胃腸の不調を訴える相談は年間を通して多数あります。特に年末年始は暴飲暴食によって胃腸がスッキリしない経験があると思いますが、ストレスも大きく関係しています。今回は胃腸の病=国民病と言われるくらい日本人に馴染みのある胃腸病についてお伝えし...【続きを読む】
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今月の漢方 風邪

寒さが身に染みる季節がやってきました。今年は例年とは違い、新型コロナウイルスの影響で、うがい、手洗い、マスクを徹底しながら、風邪を引かないように注意している方が多いと思います。 一般的に人が1年間に風邪をひく回数は、平均3回~6回で...【続きを読む】
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秋冬の皮膚トラブル

 以前、夏の皮膚トラブルについて取り上げました。秋冬に発症する皮膚病は夏に比較すると少ないものの、元々の体質が乾燥肌、冷え症の方は季節や気候等の外(がい)邪(じゃ)(燥(そう)邪(じゃ)、寒(かん)邪(じゃ))を受けやすく、秋から冬にかけ...【続きを読む】
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秋に悪化する喘息

暑い夏も終わり、朝晩は秋の気配を感じる日が多くなりました。 季節の変わり目に体調を崩す方がいらっしゃいますが、それは六淫(りくいん)(風・暑・湿・火・寒・燥という六種類の外感病邪)による発病で、季節や居住する環境と関係があります。例...【続きを読む】
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夏の体調不良(夏バテ、夏風邪)

 連日猛暑が続き、睡眠不足や睡眠時間は取れていても翌日に疲れが残っていたり、お腹の調子が悪いというご相談をこの時期に受ける事が多いです。  真夏の暑い日には「暑邪」が発生します。暑邪は「暑熱」とも言い、日射病や熱中症がこれに当たりま...【続きを読む】
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夏の皮膚トラブル

皮膚病は、中国では古来より「瘡瘍=そうよう」と言われ、外科疾患の一つとして扱われてきました。 漢方では「内に病あれば、必ず外にあらわれる」という考え方があります。季節や気候などの外因(風・熱・湿・燥・寒)が合併したり、また食事の偏り...【続きを読む】
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婦人科の漢方 vol.4 婦人と瘀血

 過去三回にわたり婦人の病症を取り上げてきました。月経期の不調として生理痛や生理不順、PMS等がありますが、それを放置すると症状が重くなったり、病気の改善に時間がかかってしまいます。特にこれからお伝えする「瘀血」は長期に渡って形成されてい...【続きを読む】