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鉄腕アトム

オーナーブログ

マンガ好きの友人の経っての希望で、トキワ荘に再訪した❣️
この友人、高校の同級生だが家の中がすごい。漫画本や雑誌、小説などが四方の壁面びっしりと天井までの本棚に詰まっており、壮観な風景なのである。断捨離した際、おそらく4、5万冊はあっただろうという。自分も最初見た時の衝撃は、今でも忘れていない😅

さらに、昔は本屋で立ち読みができた。そんなものも含めれば読んだ本の数といったら、天文学的数字かも⁉️大学がお茶の水という場所柄もあり、大袈裟でもない気がする。どちらにしろ、本屋にしたらたまったものではなかったろう。こちらも若いだけに集中力がある。講義と講義の合間に、本屋で次の巻を立ち読みするのが習慣になっていた。自慢じゃないが「ドカベン」は、その当時の全巻を読破している👍

そんな2人のトキワ荘訪問は、懐かしい「鉄腕アトム」の特別企画展。マンガがアニメ化された最初がアトム、記念すべき第一話も見られるコーナーもあり、それには30分程釘づけになる。約60年も前のアニメなのにも関わらず、だいたい内容は覚えていた。ロボットやリニアモーターカーが日常であり、現代ではまだまだ追いついていない。

名前も原子を意味するアトム、妹は放射性元素のウラン、兄弟はレアメタルとして希少なコバルトと、人間を助けるロボットたちはその通り各話で活躍をしてくれていた。今の核の脅威などとは無縁のもので、ただ光ある未来だけを示していたような気がする。

その後寄った、マンガ家たちが通っていたラーメン屋さんに手塚治虫作のジェンダーレスのポスターが貼ってあった。リボンの騎士やメルモちゃん、ピノコなど女の子ばかりの可愛い絵だが、それぞれ曰く付きの者たちの存在感が訴えかけるものは大きい。差別意識などマンガでも解消できたはずなのに、と思うのだが…。

60年前に書かれた漫画の世界に、考えさせられることはやけに多いのである🧐