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赤芽柏(アカメガシワ)

新着情報

アカメガシワは、トウダイグサ科アカメガシワ属に属します。雌雄異株の落葉高木で、樹高は5〜10mほどになります。本州・四国・九州・東南アジアの山野に自生していますが、写真は、当ショッピングセンターの駐車場脇で撮りました。こんな身近なところに生えているとは本当に驚きです。

新芽が鮮紅色であること、そして葉が柏のように大きくなることから命名されたといわれています。下記の写真は、お店の近くの道路脇で撮りましたが、新芽の紅が鮮明です。(残念なことに、数日後には伐採されてしまいました)

日本では漢方処方には配合されていませんが、古くから民間薬・伝統薬として、胃腸薬(煎じて内服として)、痔・腫れ物(入浴剤など外用として)などに使用されています。

現在では、一般用医薬品にもアカメガシワエキスは使用されています。アカメガシワの樹皮にはポリフェノールの一種であるベルゲニン、ルチン、タンニンが含まれており、腸の筋肉に直接作用して、腸の蠕動運動を正常にするという働きがあります。下痢と便秘が交互に来るという場合や、過敏性腸症候群、十二指腸潰瘍などに効果があるとされています。その他、胃粘膜保護、胃炎の改善、胃の働きを活性化するなどの働きもあります。