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眼瞼痙攣

コラム ~テイクイット・イージー~

なんらかの原因で、脳から目の周りの筋肉を収縮させる指令が強すぎ、自分の意思とは関係なく両瞼が閉じてしまう病気である。初期は眩しがる、目を開けにくい、目の乾き、まばたきが多いなどの症状で、徐々に重症化するとまったく開けられなくなり機能的に失明状態となる。40代からの女性に多く、ある種の向精神薬の服用で発症する場合もあるため、薬害として訴えている人たちもいるという。
美容で皺伸ばしに使用するボトックス注射で、一時的に(3〜4ヵ月)痙攣を止められるが、ハッキリとした原因が特定されていないため、今のところ対症療法だけとなる。

よく単純な片方の目尻のピクピクを経験する人も多いだろうが、睡眠不足や目の使いすぎからくるので、休養すればよくなり心配することはない。

漢方には痙攣を止める生薬を含むものもあるので、お悩みの方はぜひ一度お試しください。

ちなみに似た症状の眼瞼下垂症は、上まぶたが正常な位置より垂れ下がる病気であるが、生まれつきや加齢によるもので、ほぼ手術で正常に戻る。