HOME
MENU
アクセス

生理の話

オーナーブログ

女性にとっては、10代から50代頃まで毎月付き合う親友のようなものである。当然それがなくては子供はできない。そんな大切なものなのに不浄と呼ばれていた歴史があった事が信じられないが、生理の悩みをみんなで話すのもなぜか遠慮しがちであった。

商売柄我々は平気だが、普通は恥ずかしくて言えない女子達が多いと思う。もっと大いばりで話したっていいのにと常々思っていたら、最近生理ナプキンが買えない、生理の貧困などという信じられない言葉があって驚いた。

昔はガーゼや脱脂綿を使っていた。今だって数百円出せば買えるのではないのか?確かにどこでもトイレットペーパーは自由に使えるが、ナプキンを置いてあるトイレはあまり見かけない。たまにゴルフ場などに用意してあると、おっ!と、なかなか気が利くなと思い、ポイントが上がるのだ⤴️とにかく普通のものだし、生命の源とみんなで認識し尊重してもらいたい。

さて、通常の生理とは25日から35日周期で月一回1週間程度である。初めチョロチョロ中パッパ、ちょっと休んでまたカスが出る。だいたいこんな感じだろうか。

古くなった内膜を剥がすため子宮が収縮するので少々の痛みを伴い、体温やホルモンバランスが変化するため異常に眠かったり、頭痛やイライラなども見られる。

期間が短すぎたり長すぎたり、周期が早すぎたり遅すぎたりする人、まったく来ない人や量が異常に多い人、我慢できない激しい痛みや自律神経のアンバランスが頻繁にある人は、子宮周辺の病気を疑い、早めの漢方煎じ薬や病院での検査、ホルモン治療などを勧める。

日常的には過剰なストレスを心身にかけていないかどうかを考え、さらに食事や生活習慣も同時に見直した方が良い。無理なダイエットや大きなショック、激しい労働などで生理のまったく来ない人、太り過ぎや偏った食事、ストレスなどから量が多すぎ、立った瞬間やトイレに座ったと同時にボタボタ流れ出る人、ナプキンでは追い付かずズボンや椅子を真っ赤に染めてしまう人、ひどい生理痛でずっと寝込む人、痛み止めを10錠以上も飲んでしまう人、などなど実際にいたお客さん達の話である。(実体験含む😅)

原因は様々、年齢や環境にもよるので、生理の悩みも得意分野の漢方相談にお任せください👍