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潰瘍性大腸炎

コラム ~テイクイット・イージー~

総理も難病には勝てなかった‼️最近顔色も悪く疲れたように見えていたのは、気のせいでもなかったようだ。以前勤めていた病院で、この病気を持つ30代後半で内科のイケメン先生がいた。素敵で優しくみんなの憧れの存在だったが、若いキレイな女性医師と不倫関係となり、顔の恐い看護部長に叱られていた😅話がそれたがそのイケメン先生は、職員旅行や宴会にほとんどこなかったので、不思議に思いみんなで聞いてみると、この病気だから無理なんです💧と言う。いつ下痢が止まらなくなるか、腹痛もひどくなるかわからないのだ。医者になった頃は外科でバリバリ手術をしていたのに、病気のせいで自信が無くなり内科へ移った事も言っていた。気力体力を酷使するハードな仕事はできない病気、原因もよくわかっていない、再発を繰り返す難病指定の特定疾患である。大腸粘膜が炎症でただれると動きが悪くなり、小腸からきた液状の老廃物から水分をうまく吸収できないので下痢や血便が止まらなくなってしまう。まずは炎症をとる事が必要なので、ステロイドやサルファ剤のサラゾピリン(昔はこれしかなかった!)そのうち有効な成分だけにしたペンタサなど(5-アミノサリチル酸製剤)があり、これらを組み合わせる治療法もあるようだ。また自己免疫疾患と捉え免疫調節薬や免疫抑制剤などを、症状の程度や時期によって選択する。☆ 慢性下痢や腹痛には柴胡桂枝湯、桂枝加芍薬湯、六君子湯、参苓白朮散などがある。さらに自律神経のバランスをとる漢方薬を加えると、良い結果が出ると思われる ☆   圭