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帰化植物

オーナーブログ

キレイだなと思い写真に収めた花が、結構な確率で帰化植物である‼️

観賞用などで持ち込まれた物や、機材や人に種子などが付着して偶然入った外来種をいう。万葉の時代や江戸時代はもちろん、中には史実以前という古代蓮のような物もある。

花粉症の原因と有名になった、セイタカアワダチソウやブタクサもそのひとつだ😅大学が習志野にあり、友人がクシャミを連発しているのを見たのが花粉症との出会いだった。習志野には昔から陸軍演習場や捕虜収容施設などが多いため、海外の植物が持ち込まれたとその当時聞いていた。情緒ある昔ながらのススキ野原が脅かされるのも困った結果である。

春早く、名前はイマイチだが可愛くて青い小さな花が咲く、オオイヌフグリや、名前は可愛いがあっという間に増えるヒメジョオン、花菖蒲やあやめにとって変わってしまう写真の黄菖蒲も、また外来だ。タンポポも昔は可愛い花だと思っていたが、セイヨウタンポポはやたらに根が太く葉がギザギザで、雑草取りをしているとやっかいな奴だと思う。その強さを利用して漢方薬では「ほこうえいこん」と呼び、おっぱいの出にくい人に使う。ハーブティーではダンデライオン、ノンカフェインの飲み物としてはタンポポコーヒー、サラダやおひたし、天ぷらにも使える、なかなか優秀な植物である👍

時代と共に景色は変わる。当然植物に罪はない。