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帯状疱疹

オーナーブログ

水疱瘡や口唇、性器ヘルペスなどと同じ、ヘルペスウイルスによる皮膚湿疹である。子供の頃にかかった1度目を水疱瘡と呼び、2度目以降を帯状疱疹と呼ぶ。神経節に沿って列にできるため帯状というが、ウイルスにより神経がキズつけられるため、かなりの痛みを伴う。また皮膚症状が消えた後に神経痛が慢性的に残る人もいるので、早い治療が必要である。

原因としては風邪などの病気、加齢、過労、ストレスなどによる免疫力の低下から、元々神経節に潜伏していたウイルスが活性化して発症する。季節の変わり目に多いのも暑さ寒さに慣れずにいる、身体や精神的な疲れが原因と思われる。

よく見かける部位は鼠径部、脇部、背中、頭部などで、チクチクピリピリ感から始まり、プツプツと疱疹ができ痛みが出てくる。そのままほっておくと、大人の男性が唸るほどの痛みになる場合もある。病院に救急車で運ばれてきた働き盛りの男性が、点滴をしながら痛い痛いと唸りながら叫んでいたのを見た事があり、その痛みにおそれおののいた‼️

☆ 治療は抗ウイルス薬、鎮痛剤を内服や点滴で。一般的な鎮痛剤が効がない時は、麻薬、抗けいれん薬、神経ブロックなどで対処する。漢方薬では、帯状疱疹後神経痛に対して血行を良くする処方を使用する。神経に並走する血管から栄養を充分に与える事を目的とする。冷え、痺れ、むくみなどの状態から処方は変わるので、いつでもご相談ください👍☆