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シネマ歌舞伎六月

オーナーブログ

勘三郎にシネマで会える❣️

もう亡くなって8年、同じ年の自分たちはまだまだ元気で彼を偲ぶ事ができている。まったく寿命という物はわからない。

平成21年、歌舞伎座を建て直す直前の舞台で、玉三郎との夢の共演「鰯売戀曳網」。あの三島由紀夫作品の中では珍しい、楽しく明るい恋物語である。

三島由紀夫は素晴らしい作家であった。ホントにもったいない亡くなり方をしたと今でも思う。生き方や思想は人それぞれだろうが、まだまだ色々な作品を生み出したはずの天才はあっけなくいなくなってしまった。残念至極である😭歌舞伎の天才勘三郎もまたしかり。天は二物を与えずとはこのことか‼️

帰りがけに「勘三郎伝説」という文庫本を買って読んでみた。本人が語った年上の、これもまた天才女優とのエピソードが書いてあり、この人との恋愛がなければ今の自分はない、と話していたそうだ。これぞ芸の肥やし、役者の鑑👍


その女優も若くして亡くなった。命を削り芸に精進した人たちは、確実に記憶に残った天才ばかりであった😇