那須岳中腹にある一軒宿の「北温泉」は、大天狗が770年に発見したと言われ、1858年の建物が一部残された趣のある温泉である。お風呂映画テルマエロマエのロケ地にもなり、その写真が小さな座敷風ロビーに飾ってあるのが面白い😄
初めて来たのは多分45年くらい前だが、当時と同じくこの日も山登り帰り、観光、湯治、ファミリーもカップルもひとり旅もとあらゆる人達で賑わっていた。
湯本とは違い、硫黄臭はあまりしない単純温泉でほぼ中性、湯温は49.5度で調整しやすそうだ。とにかく湯量が豊富と思われる。かけ流しすぎるくらいザーザー溢れる湯船が嬉しい。入り口手前には温泉プールもあり、子供達が浮き輪でぷかぷかしながらはしゃいでいる。隅の方では若い男性がひとり湯につかりながら文庫本を読んでいる。その人こちらが小1時間で温泉から出てもまだ読んでいたが、のぼせなかったのだろうか😅
それぞれがマイペースに楽しみ、のんびり過ごすことができる歴史のある立派なおすすめ温泉である👍
