憧れの南座へ行ってみた❣️
花形歌舞伎と銘打ち、出演者は30才以下の若手ばかりで華やかだ😊もちろんコロナ対策も徹底して万全な中の開演である✌️
まず尾上右近さんによる歌舞伎の魅力と題したおしゃべりが楽しく盛り上げる。清元でも舞台に上がる右近さん、ちょこっと歌ってくれたのは大サービスで声良すぎ♪実はこの人、曽祖父に六代目菊五郎、祖父に鶴田浩二、お父さんは清元の家元延寿大夫というかなりなサラブレッドである。
さて演目は「義経千本桜」のうち、一幕目は舞踊「吉野山」。桜の名所なだけに舞台も桜いっぱいだ🌸静御前が佐藤忠信(実は子狐の化身)をお供に、義経に会いに行く道行旅。静の持つ鼓の皮はキツネの両親、その音が鳴るとどこからともなく出没する忠信。照れながらも雛飾りのように並ぶ姿は、見目麗しく拍手がわく👍
二幕目では、キツネと正体がバレるものの、人であろうと動物であろうと親を慕う気持ちは同じ。と、自分の境遇と照らし合わす義経の判断で、鼓を無事返してもらうキツネの喜びようが可愛く切なくキレも良く、役者の腕の見せ所だ🦊
こんな芝居を小さい頃から観ておけば、虐待などという理不尽な事件は起こるはずがないのになぁと正直思った。京都日帰りはさすがに疲れるが、いつ行っても心身ともに満足の旅になる👍体力のあるうちにぜひどおぞ😊
小さい見栄の写真はSNSで拡散希望の右近さん。