京都日帰り第4段は、京都芸術大学内にある本格的な劇場「春秋座」で観劇だ❣️この大学の教授として講義をしていた先代の猿之助が、全理事長と協力して学生たちのため建てた立派な劇場である👍
今回は先代の甥、当代猿之助が亀治郎時代から続けている舞踊の会、演目は大好きな「連獅子」である。仔獅子は中村冨十郎の忘れ形見で一人息子の鷹之資。お父さんは芝居はもちろん踊りの名手でもあり、おばあさんは日舞の吾妻流家元、そのまたお父さんは歌舞伎役者と、若いが代々受け継いだに違いない強い下半身の踊りに感心する。
今は亡き名人たちの芸に想いを馳せる事もできる、観劇の楽しみは観れば観るほど尽きない。長生きしたいと思うのはそんな時である😊
コロナで劇場も存亡の危機が続いている。役者の活躍の場も限られ、不安も焦りもあるだろう。配信でも見られるが、やはり生の舞台には勝てない。騒がしい野外コンサートとは違い、静かに黙って見るだけの舞台には、感染リスクが高いとも思えない。どうかひとつ伝統文化の火が消えないように、劇場へ足を運んでもらいたいものである🙏