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今月の漢方2026.7月 胃腸病、かぜ

今月の漢方
 今年から40℃以上の日を「酷暑日」と設定されました。 すでにフランスやイギリスでも外気温が体温を超え、観光施設をしばらく封鎖せざるを得なくなるなど、各国で影響が出ています。

  こういった環境の変化にも負けない体作りをしておくには日頃から“自然に生きる”ことで生まれながらに備えた機能を十分に発揮させることが大切です。 暑い時は発汗することで熱がこもらないように、寒い時には血管や毛穴を収縮させ体温を逃がさないように、我々の体はうまくできています。

 ただ、生まれた時から病室の空調が整い、夏場でも涼しく、冬場は暖かい環境で生活しているとこのようは素晴らしい体の機能は衰えてしまいます。 上手に現代の文明も活かしつつ、日頃の生活養生で、生まれながらに備えた機能も十分発揮できるようにしておきましょう。  
 
 外気温と冷房の効いた室内や車内の差が大きいこの時期は、風邪の症状がダラダラ続いたり、胃腸の調子が思わしくなくご相談にいらっしゃるお客様が増えます。

 今月はそんな時に手元に常備薬としてもお持ちになるととても便利な処方をご紹介します。 当店では「煎じ製剤」「煎じレトルト」「粉薬」「錠剤」と剤形も揃っていますので、ぜひご利用ください。    

柴胡桂枝湯

 小柴胡湯と桂枝湯を合方したもの。 適応症の範囲が広いのが面白い処方でもある。 発熱して悪寒し、手足の節々などが痛み、心下胃の部がつかえて張り、吐き気があるものにまず使われる。 心下部の痛みに奏効するので、胆石症、胆嚢炎、急性虫垂炎の初期にも使われる。 また、神経質、神経症、ヒステリーなどに用いてもよい。

効能効果:腹痛を伴う胃腸炎 微熱・寒気・頭痛・吐き気などのある感冒、風邪の後期の症状

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