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今月の漢方2026.10月 婦人科疾患

今月の漢方

以前は、漢方相談にいらっしゃるお客様は女性が8割と大半を占めていました。

近年では男性のお客様も増え、年代別でも男女ともにお若い方からご高齢のお客様まで幅広くご利用いただいています。

一年を通じて、婦人病(中でもPMS・月経不順・月経痛・子宮筋腫・更年期障害)で相談されるお客様は多く、単に症状を抑え込むのではなく、根本から体質を改善し、薬離れはもちろんのこと、将来的な病気の予防を目指します。

現代医学の発展は素晴らしいですが、婦人病に限らず、病人が増えているのはいかがなものか?慢性病こそ、自身の生活改善で血の質を良くし、生まれながらに備えた自然治癒力を養わない限り、根本解決には至りません。

生活養生と同時に、すでにバランスの崩れてしまった機能は漢方薬(自然の恵み)の力添えで効率よく取り戻し、症状のない体づくりをしてみませんか?

加味逍遙散

逍遥散に山梔子と牡丹皮を加えた処方。

疲れやすく、頭痛や頭重感、肩こりがよく現れ、午前は貧血気味、午後はのぼせ気味の傾向があり、微熱または時に灼熱感を伴い、種々の不定愁訴が多く、あせりっぽくて気分の変動多いタイプが目標になる。

効能効果: 虚弱体質で疲労しやすく、頭痛、頭重感、のぼせ、めまい、動悸、肩こり、神経症状があるもので、微熱、食欲不振、月経不順などを伴うもの。更年期障害、月経不順、帯下、更年期神経症、不眠症

桂枝茯苓丸

牡丹皮と桃仁は瘀血を除き、桂枝は牡丹皮・桃仁とともに気血をめぐらし、茯苓は水分の停滞を調節、芍薬はうっ血を散じ、筋肉の緊張、弛緩を調節する。

「しこり」=子宮筋腫、子宮内膜症を縮小させ、それらが妊娠を阻害している場合にも奏効する。

効能効果: 比較的体力があり、ときに下腹部痛、肩こり、頭重、めまい、のぼせて足冷えなどを訴える次の諸症;月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、血の道症、肩こり、めまい、頭重、打ち身(打撲症)、しもやけ、しみ

当帰芍薬散

  貧血で頭に何かがおおいかぶさっているような頭重を訴え、貧血でも色が白いというのではなく、むしろ黒味を帯びた青色で、瘦せていても水っぽいたるんだ皮膚、皮下に水気がありそうな感じの人によく使われる。
動作も活気がなく、疲れやすく、前こごみでじっとしていることが多いなどの特徴がある。
流産癖があったり、不妊の場合にも長服によって正常の妊娠分娩が期待できる。

効能効果: 体力比較的体力が乏しく、冷え性で貧血の傾向があり、疲労しやすく、ときに下腹部痛、頭重、めまい、肩こり、耳鳴り、動悸などを訴える次の諸症;月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、産前産後あるいは流産による障害(貧血、疲労倦怠、めまい、むくみ)めまい、頭重、肩こり、腰痛、足腰の冷え、しもやけ、むくみ、しみ        

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