例年になく気温差がある日々で心身への影響は大きくなっていますが、日頃の生活養生(正しい呼吸、身土不二・一物全体の考えに基づいた食事、適度な運動、十分な睡眠など)で変化についていけるよう体質強化していきましょう。
外的変化だけでなく、女性は閉経(平均49歳)の前後10年は女性ホルモンによる内的変化から様々な症状が出やすく、放っておいても消えていくものですが、早めの対策で日々を快適に過ごせるようにしておきましょう。
更年期の症状は精神不安、頭痛、のぼせ、多汗、不眠など多岐にわたりますが、漢方では五臓の肝と腎のバランスが大きく関係していると考えられます。
そこでよく使われる漢方薬をご紹介しますが、実際に服用する際は必ずご相談ください。
加味逍遙散
逍遥散を飲めば、心がはればれして自由なひろびろとした天地にまるで大鵬が羽ばたいているようになると言われており、それに山梔子と牡丹皮が加わってのぼせや鼻出血にも効果があるとされている。
午前は貧血気味、午後はのぼせ気味の傾向があり、不定愁訴多く、焦りっぽくて気分の変動が多い方におすすめの処方。
効能効果:質虚弱な婦人で、肩がこり、疲れやすく、精神不安などの精神神経症状、ときに便秘の傾向のある次の諸症;冷え性、虚弱体質、月経不順、月経困難、更年期障害、血の道症
六味地黄丸
八味地黄丸より桂枝、附子を去ったもの。 手足がほてり、寝汗をかく、白髪が増えるといった訴えがあれば若者にも使い、小児の腎症にも用いられる処方。
効能効果:疲れやすくて尿量減少または多尿で、ときに口渇があるものの次の諸症;排尿困難、頻尿、むくみ、かゆみ



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