今年は梅雨時期が短く、これからは猛暑や熱帯夜が続く事でしょう。 本来人間には、暑ければ汗を出して体の中に熱がこもらないように体温調節をする機能が備わっています。しかし現代は、冷暖房完備の乗り物、建物が多く、ありがたく便利なのですが、汗腺の働きは鈍ります。冷房が効いた部屋に長く居る時は温かい飲み物をとり内臓を温め、一日の終わりには湯船に浸かって汗をかくようにしましょう。寝苦しい夜は冷房を付けたままにすることも多いと思いますが、パジャマは長袖長ズボンにしたり、タオルケットを掛けるなどし、冷気が直接肌にあたらないように気を付けましょう。ただ、この時期は気を付けていても足がつって痛い思いをする方が多いです。そんな時は即効性のある芍薬甘草湯がおすすめです。
芍薬甘草湯
芍薬と甘草の2味からなる処方。
芍薬甘草湯の鎮痙作用はブスコパンの応用範囲に適応し、とくに脊髄中枢性に関係のある疼痛で、これを鎮める必要のある疾病群に用いられる。 したがって、坐骨神経痛、腰痛、ぎっくり腰、五十肩、胃痙攣、排尿痛、歯痛、生理痛にも奏効する。
効能効果:急激に起こる筋肉の痙攣を伴う疼痛

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