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キラキラ名古屋

オーナーブログ

玉三郎を追いかけて御園座に行ってみた❣️


名古屋と言えばひつまぶしである。まずは腹ごしらえと、教えてもらった店に直行する。有名な「蓬莱軒」と並ぶ人気の「しら河」だ。うな重は美味いに決まっているが、海苔や薬味をまぶす食べ方だとまったく味が違ってくる。初めて食べた感動は忘れていない。

食べ方の基本は一杯目はそのまま、二杯目は薬味を乗せ、三杯目は出し汁をかけてお茶漬けにして食べる。四杯目残っていたら好きなように食べる。自分は刻んだ細ネギとちょっぴりのワサビを乗せて、出しはかけずに食べるのがお気に入りである😊20年ぶりのひつまぶしは店の雰囲気と共に、期待を裏切るはずもなかった👍

さて栄養つけたらいざ御園座だ。昭和な雰囲気の暗い地下鉄を出るとそこは大都会、2017年に建て替えられたピカピカの劇場は、新国立競技場をデザインしたあの隈研吾氏設計である。階段や柱、壁、椅子、トイレの便器以外全部が真っ赤に塗られていて、金ピカ名古屋ここにあり、納得の派手さで我々を迎えてくれ、ワクワクが止まらない💕
自粛が明け、真っ赤な客席はほとんど埋まり賑やかだ。マスクはするがおしゃべりは多くなった。眉をひそめる人もおり、まだ普通の生活には戻らない。玉三郎はいつもより口も滑らかに、打ち掛けについて説明をしてくれていた。芝居では演技ができる幸せが伝わり、観るこちらも拍手で応える。声はまだ出さないが、気持ちも身体も熱くなっている。どこかの記事で歌舞伎が盛り上がっていないなどと書いてあったがそれは大間違い、もっと通って本当の魅力を伝えて欲しいものである😉